• 10/06/2020

秋の香り

風が変わった どこか爽やかなそして冷たさすら感じさせられる秋の匂いがする どんな匂いなのか説明を求められてもそれは正直難しい 肌がそう、感じているだけだ鼻に香る植物や雨の匂いもしかすると太陽の匂いですら 感覚に訴えてくる 久しぶりの感覚である日本の秋は独特の風情のある匂いが漂う 季節感があることこれ […]

  • 10/05/2020

ポジティブに考える

メキシコ部下だったスタッフからCOVIDにかかったという知らせを受けた すでに回復に向かっているそうだがメキシコ人に心配無用とばかり かかってしまったけど軽症で回復に向かっているんだしんどかったけどねだから二週間、会社には行けないんだ仕事たまっちゃうじゃんね! などと書かれていた 彼らは細かいことは […]

  • 10/04/2020

明るい兆し

もし貴女がいつの日か我が腕に子どもを抱きたいと考えている女性がいるなら今すぐにでも婦人科に行って 自分の身体に残された卵子の数を調べることを心からお勧めしたい 私の身体に残された卵子の数は少ない方に入っていることが証明された時 日本に帰る決断の材料の一つでもあった メキシコの検査基準では正直どの程度 […]

  • 10/03/2020

ハイヒールの記憶

実に5年ぶりに再会したその人に Marikoと言えばハイヒール変わってないねと声を掛けられた そんな風に人から見られていたとは実は予想外の出来事であった 確かにフランスから戻ってからオフィスでハイヒールを身に付けられる部署に一時期、居た その姿を記憶しているのだとその人は言う それは軽やかな足音であ […]

  • 10/02/2020

男性美容師を好む理由

髪を美しく保つことは決して簡単なことではない 母が抗がん剤で髪の毛を失った時にどれだけ苦しく悲しい思いをしたのかを思い出しながら 今こうして自分の髪が綺麗に保てることを幸せに思う ただ問題が何もないわけではなく 正直に申し上げると 年齢の割に白髪に悩まされているのが現実である そんなこともあり 定期 […]

  • 10/01/2020

髪型、姿、形

子どもの頃の写真を見返すと私の髪は、長いしかも常におさげになっている これは母曰く夢だったことをやっていただけ、というのである 母はみつあみのおさげ姿が好きで自分の娘の髪を毎日欠かさず結っていたのである 妹と二人並んでいる写真もほとんどがおさげ姿である 時が過ぎ、中学生くらいになると次第に自分の好き […]

  • 10/01/2020

古き良きは、選択すべきである

毎日仕事をしている中で本当にやりたいことをやれているのだろうかと自問自答する日々が続いている 私は自分の人生を肯定的にとらえることが得意な方であった それでもなんだか日々がつまらないものだと感じてしまうのが日本での仕事であったりも、する 尊敬できる上司と思える人がほとんど周囲にいないことに気が付く […]

  • 09/30/2020

時間をかける、こと

近所の魚屋で何か商品を買うとマグロの柵を一柵まるごとプレゼントをしてくれるいうキャンペーンに出会った 翌週もまた同じキャンペーンに遭遇し何か事情があるのではと思った 聞くとCOVIDの影響で飲食業向けや高級料亭に卸していた魚などが余っているらしく そういうものを無駄にしないようにとの計らいから可能な […]

  • 09/29/2020

始まった、新しい暮らし

夫との生活が始まった家が狭いことは知っていたとは言え確かに狭いね、と夫も呟いていた お互い一人で2LDKや3LDKの家に住んできたのだから当たり前のことと思う 夫は本来住んでいた国の仕事をしているため時差の関係で私が帰宅をして共に夕飯を食べるとTV会議に参加したりすることが多く食事の後はそれぞれの部 […]

  • 09/28/2020

バルセロナが恋しくなった夜

バルセロナ時代の友人からメッセージが来た それはどうでもいいような取り留めのないことであったが ランブラスという風光明媚で美しい通りにあった無印良品の店舗が閉店になってしまったんだという話であった バルセロナは私の人生を大きく変えた場所である あの時バルセロナへ行かなければ今の私はいないそしてその決 […]