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異文化理解

  • 10/27/2019

凱旋門に近寄るな

パリ生活時代私にとって凱旋門は苦い思い出の場所でもある 凱旋門をぐるりと回るいわゆる、周回道路に夜の混雑時に突っ込んだのである フランスの運転ルールでもっとも納得できないものが右側からの優先ルールである 端的に申し上げると合流時に右側から来ている方が優先されるのである 凱旋門のまわりはぐるりと円を描 […]

  • 10/17/2019

それぞれの街から得たもの

過去に住んできた街から私の人生に贈られた贈り物がある その贈り物とは物質的なものではなく人生を豊かにする何か、のことである バルセロナからはスペイン語という武器を手に入れた パリから得たものは言わずもがなハイヒールである そしてオーストリアからは大人になっても音楽を楽しめるという心と バイオリンであ […]

  • 10/12/2019

着こなしの課題とセンス

自分自身のプライベートでの着こなしやファッションについて少し考えてみると 私の目指すハイヒールコーチのスキルASAMI-PARIS-の名が示すように間違いなくフランス、パリのセンスに影響されたものが多い もちろんそれだけではない 自分自身のセンスは過去の居住国からも間違いなく、影響を受けている 特に […]

  • 10/11/2019

久しぶりのフランス語

久しぶりにフランス語に触れる機会があった なぜフランス語の音はどこか気品があるように感じられるのだろうか これはただの私の気分の問題かそれともフランス語やフランス文化への憧れからだろうか スペイン語と比べると喉の奥を使い破裂する音が多いという印象を受ける またフランス語は語尾をはっきり発音しないこと […]

  • 10/05/2019

公共の場におけるプライベート空間

公共の場におけるプライベート空間 久しぶりに日本に帰り違和感を覚えたことがある それは日本人の公共の場つまりパブリックスペースにおける個人の空間に対する主張の強さである 例えば満員電車これはどれだけ避けようにも他人と接触してしまうことが多い しかし多少の混雑や座席に座っている瞬間になると瞬時にプライ […]

  • 10/02/2019

甘いもので幸せになれるメキシコ人

メキシコ人たちは甘いものが大好きである 老若男女問わず皆、お菓子やケーキデザートになると目を輝かせて喜ぶ もちろんスイーツ嫌いな人もいるが日本と比べても甘いもの好きの人の数はダントツである 暑さの続くこの頃はBoliと呼ばれるアイスクリームを 皆、よく食べている ビニールの袋の中に各種いろんな味付け […]

  • 09/26/2019

食べたいものがすぐそばにある国、日本

日本では便利なコンビニエンスストアやデパートの地下スーパーのお惣菜が本当に素晴らしく出来がよく 食べたいものを食べたい量だけ買うことができる場所が生活のすぐそばにあるのだ これは海外ではなかなかそうはいかない メキシコはまだなんでも持ち帰り文化で食中毒やガストロ(ウィルス性のものなど)も基本的には食 […]

  • 09/24/2019

土地に愛されていると思った瞬間

先日光が差し込む瞬間にも書いたが最近身の回りに起こる変化が自分にとってありがたいことが多く ひたすら感謝の気持ちでいっぱいになる そしてある朝オフィスに向かって車を運転している際に 自然にでも、突然ではなく何かに諭されるかのように 私はこの土地にいかに愛されているのかという気持ちが込み上げてきたので […]

  • 09/15/2019

ベーカリーから

住んでいる町で一番美味しいバゲットが食せる店に出向いた メキシコ人たちは週末家族や仲間たちと連れ添って朝食やブランチをするのが大好きである カフェ併設の店内は8時半のオープンではさすがに人影もないが9時をまわると席がほぼ埋まる状況である ここはバゲットが本当に美味しい本物に近い味がする ハリスコ州に […]

  • 09/11/2019

うま味の分かるアジア人

カタルーニャの田舎にある有名な料理人が作ったとあるミュージアムに行った際味覚の体験授業というものに参加した 困ったことに言葉はカタランであったバルセロナに住んでいた当時は片言こと話せたが今となってはあまり思い出せない言語のひとつである 全ての意味を完全に理解するのは難しくとも一方で何を説明しているの […]