久しぶりのフランス語

久しぶりに
フランス語に触れる機会があった

なぜフランス語の音は
どこか気品があるように
感じられるのだろうか

これはただの私の気分の問題か
それとも
フランス語やフランス文化への
憧れからだろうか

スペイン語と比べると
喉の奥を使い
破裂する音が多いという
印象を受ける

また
フランス語は
語尾をはっきり発音しないことも多く
聞いている言葉と
書く言葉との差が
大変大きい

フランス在住時代は
朝からフランス語の授業を
月に何度か受けたが

大量の宿題を目の前に
いつも勉強することを
諦めそうになっていたことを
思い出す

しかしフランス語もスペイン語も
実はラテン語が元となっており
新聞などの単語や
難しい言葉においては
割と似通ったものが多いのも事実である

久しぶりのフランス語に
正直なところ
全く歯が立たなかったが

いつの日かまた
勉強したいと思うのである

言葉を学ぶことは
文化を知ること

文化を知ることは
教養を深めること

教養を深めることは
人間としての魅力や
ビジネスで必要なエレガンスの要素を
自分に加えてくれる要素となる

フランス語を話す国は
アフリカ大陸にも
南米大陸にもある

見識を広めるためにも
語学を学び続けることには
大きな意味がある

私がフランス語と向き合う日も
そのうち来るのではないかと
ふと
思うのである

La Carrière -Mariko