着こなしの課題とセンス

自分自身のプライベートでの
着こなしやファッションについて
少し考えてみると

私の目指す
ハイヒールコーチのスキル
ASAMI-PARIS-の名が示すように
間違いなく
フランス、パリのセンスに
影響されたものが多い

もちろん
それだけではない

自分自身のセンスは
過去の居住国からも
間違いなく、影響を受けている

特に
欧州で長く仕事をしてきたことが
影響しているともいえる

街を歩きながら
自分が惹かれるものが
どこでデザインされたものか
もしくは
どこの国からやってきたブランドなのか

それらをチェックしていると
傾向が見えてくる

それは
私自身が無意識に反応する
好き、嫌いの感覚であったり
これを身に着けてみたいと思う
願いの感覚であったりもする

多くは
イタリア、フランス、スペイン
その三つの国の物が多い

もちろん
現在住んでいる場所が
メキシコということもあり

欧州からの影響を
根強く持つ文化圏であることが
そういった物を
目に入りやすくさせているとも言えるが

日本にいる時でも
アメリカにいる時でも
その感覚が変わらないのが
むしろ不思議でもある

服装を選ぶ際
他人からどのように見られたいのか
それを考える人もいるであろう

しかし実際は
自分のセンスがすべてなのである

もちろん
ビジネスにおいて
統計的に紺色が良い印象を与えるだとか
そういった研究も存在するが

結局のところ
着こなせるかどうか、という点が
必要になってくるのである

決して
自分の実力以上に見劣りせず
しかし
それ以上にも、魅せることができる姿

理想像を探し求めることは永遠の課題でもある

私は欧州での生活を通じて身に付けた
自分自身のセンスを信じて
この課題に取り組んでいきたい

ハイヒールも同じである

単に身に付けることは
誰にでもできる
しかし
そのハイヒールで
どのようにふるまうのか
どのように魅せるのか

そのことを知っている人は
そう、多くはない

だから
ハイヒールの持つチカラを
一人でも多くの方に
伝えていきたい

La Carrière -Mariko