世界は狭くなったのかもしれない

世界を相手に仕事をすると
必ずぶつかる問題が
時差である

世界各国を
会議でつなごうとすると
誰かが必ず
夜遅く、もしくは夜中まで
起きている必要があったり
早朝からスタンバイする必要が
あったりもする

それでも年に何度かは
どうしてもそういう会議が
発生してしまうものである

先日もそういう会議があったが
皆、時差を忘れたかのように
発言をしている会議でもあった

世界はこうして
ネットでつながれる時代になった

そのメリットは
みな、享受すべきだと思う

時差の問題は
地球が自転運動をする限り
必ず起こる

けれど
時間の調整さえすれば
こうして世界の人たちが
時空を超えて
一つになれるのだなと
改めて思える時間であった

世界は狭くなったのかもしれない
それは物理的な
コミュニケーションの意味で、である

けれど
知らないことがあるということに
昔よりもたくさん気が付くようになる
情報過多となった今
ある意味世界は
広く混沌としている可能性もある

せっかく身近になった世界へは
鋭い眼光で
飛び込んでいきたい

La Carrière -Mariko