慣れの怖さと体質改善と

慣れというものは
本当に無意識で
怖いことなのだと
思い知った出来事があった

2月の末から
ひょんなことをきっかけに始めた
コーヒーをやめるという生活を
今もまだ
ひっそりと続けている

どうしても
コーヒーが飲みたい時は
カフェインレスコーヒーを
飲むようにしている

ある日
会食で
フレンチのレストランに行った際に
食後にコーヒーか紅茶が
サービスされるというので
仕方なく
アメリカンコーヒーを選んだ

そしてその後
もう少し話がしたいとカフェに入り
カフェでミルクが中心になった
コーヒーを口にした

ところ

すっかり眠れなくなってしまったのだ

かつては
夕食の後に
エスプレッソを一杯飲んでも
何の影響もないような
身体であった

カフェインを採って
眠れないなど
想像もできなかった

しかし
ああ、こういうことなのだと
実感したのである

慣れというのは
本当に怖いことである

この5か月ほど
カフェインを完全に抜いたわけではないが
機会があれば
カフェインレスのコーヒーを飲むなど
対応をしてきたことで
身体が変わったということでもある

身体づくりには
時間がかかるといわれているが
一方で
本当に時間をかけて
食べ物や飲み物を変えると

本当に変わるのだということを
実感した

もし本当に
体質改善をやってみようとするのであれば
半年、と言われているのが
本当なのだと実感したのと同時に

当たり前のこと
慣れていることを
疑うことを
大事にしなければならないと
痛感した

もし体質改善に取り組む気があるのならば
結果が出るまで
時間がかかるということを
決して忘れないように
していただきたいと思う

私は身をもって
いや
もしかしたら
生まれて初めて
このような経験をした

無意識の習慣について
見直す良い学びになったと、思う

La Carrière -Mariko