助けよう、という気持ち

ここのところ
同僚の日本人が
体調を崩しがちである

そもそもメキシコでは
デング熱が流行っており
蚊に刺されないようにと
さんざん言われている

そんな中
発熱や悪寒が
止まらないというのである

風邪薬で治らなければ
病院へ行くべきなのだが

これがまた
病院が嫌いな人というのも存在し
そういう人に限って
風邪ではない何かのウィルスに
かかってしまったりするのである

結局同僚の一人は
入院することになってしまった

風邪は万病のもととは言うが
それは
本当である

私もこの春
長引く咳で気管支炎を起こし
つらい一か月を過ごした

そういうとき
結局頼りになるのは
周囲にいる同僚や友人である

困った時はお互いさまである

困っている人に対して
助けようという気持ちが
少しでもあれば

それだけで
いざという時に
助け合うことができる

しかし
いつも
そのような助けがあるとは限らない

助けてもらいたいときに
助けてくれと、お願いできる人がいるのは
大変幸運なことである

日本でも世界のどこにいても
身近にそのような存在を持てる人は
とても人間的に
豊かなのだということを
改めて
思い知らされた

困っている人がいれば
迷わず助けよう

そんな気持ちを
これからも
大事にしていきたい

La Carrière -Mariko