身体と心はつながっている-2

日本の歯医者で
なんとか治療をし
最終的に
銀歯を入れる決断をした
右の奥歯だが

その治療ののち
私はスペインへ移り住んだ

何のトラブルもなく
任期を終えたかったのだが

メントスという
キャンディーのような
キャラメルのような食べ物を
食べていた時に
銀歯が剥がれてしまった

スペインの歯医者は
昔は
医師免許と一緒だったと言う
そんなわけで
どんなレベルなのか
腕前なのかは
ご想像にお任せしたいが

結論からいうと
一度は銀歯を戻したのだが
簡単に外れてしまい
二軒目の歯医者のお世話になり
細菌が入り込み
痛みとともにしばらく生活する
ことになった

そして帰国後
治療をしてくれそうな
歯医者を日本で探したのだが
なかなか見つからなかった

そんな時
奇遇にも
歯科学会誌の会社に勤めている
友人と出会い
そのおかげで
現在も尚
私の主治医となっている
腕の良い歯医者に
出会い

当時はまだ珍しかった
マイクロスコープを使い
歯の根の
いわば手術をしてもらい
自分の歯を活かしながら
ファイバーと金という組み合わせで
歯の治療を終えた

ここまで
虫歯が見つかった時から
すでに
7年ほどが経過していた

そして翌年
私は自分の歯を
治しておいてよかったと
思い知るのだ

なぜなら
その翌年
私はフランスへ
移り住むことになったからである

それ以来
トラブル知らずで
私は世界各国を渡り歩き

フロスをすることを習慣とし
歯を大事にしてきたつもりであったが

自身の
噛み癖というか
食いしばりの強さが
仇となり

今日の痛みに
つながってしまったと
いうわけである

La Carrière -Mariko