幸せな疲れ方とは

1日朝から料理の準備をしたのは
久しぶりのことであった

ホームパーティーをするのが
憚られる今
少人数で
我が家で夕飯を共にした

メキシコ人の友人が
家庭の日本食をどうしても食べたいと
言うのである

前の日からメニューを考える

友人の好物は海老と苺
買い物と家にある材料を見ながら
何を食べてもらおうかと悩む
おにぎりを一度食べてみたいというのが
友人の夢でもあったので
お米は外せない

海外の人に人気がある日本食は
焼肉や、焼き鳥、ラーメン
日本風の焼き餃子やお好み焼き
焼き魚など色々、ある
刺身や寿司は好き嫌い分かれるが
それらはどこでも食べられる

いろいろ考えたのだが
メキシコ名物のアボガドを
和風にアレンジしたサラダから始め
スープを出し
鶏のから揚げや
海老カツを揚げた
そして皆でたこ焼きも作った

日本と違って
材料の下ごしらえに
時間がかかるが
ひと手間必要なのだが

この日
全部でデザート入れて
9品を作った

朝の始まりは
ASAMIさんとの
コンサルティングからであった

ASAMI-PARISのコンサルティングも
山場を迎えて
実践の練習に
より時間を割かなければ
ならなくなってきた

コンサルティングは
実はハイヒールレッスンよりも
ある意味、しんどい

コースの初めの頃は
どちらかというと
講義を聞くというのが多く
身体を動かす時間があまりない

しかしアウトプットになると
身体と声を動かす時間が
主流になる

身体を動かすのが主流の
ハイヒールレッスンよりも
より、神経と身体、心の集中が
求められるため
しんどいと感じるのである

しかし、出張が減ってくれたおかげで
より時間を割くことが
できるようになったのである

そして
だからこそ
自宅で料理を朝から考えるなどという
素晴らしい時間が持てるようになったわけである

海外で生活していると
自宅に人を招く回数が
日本よりも多いと言う人もいる

私の場合は
確かに、日本でも
自宅の夕飯やランチに
人を招くこともあったが
確かに
海外の方が格段に増えると思う

特に日本食を振舞う機会が
多くなるからだろう

食文化こそ、異文化理解の基本である

衣食住の生活を知ることが
異文化理解の最初の一歩なのだ
だから
日本食を振舞う時は
私は真剣勝負で挑むのである

そのためか

夜眠りに着く前
久しぶりに
ああ、心地よく疲れたと
身体が呟いた

コンサルティングから
気分よく始まった1日は
料理三昧の一日で終わったが
肉体的な疲れと
創造しながら
料理を作るという行為から来る
気持ちの良い疲労感で
とても幸せな疲れを感じた

平日も
こういう疲れ方ができるような
毎日に
していきたい

La Carrière -Mariko