文化の違いと価値観

最近ものすごく
思い知ったことがある

それは
不妊治療に対して
日本が
いかに閉鎖的というか
話題にするのはNGという
風潮があるか
ということである

皆、センシティブな内容だからと
話題を避けたり
深入りを避けることが多い

そんな中

先日
イタリアやインド
その他アジアやヨーロッパ
アメリカで活躍されてきた
役員の方と再会した際に

で、そのあとどうなったの?

正面から尋ねられた

これをセクハラだと
取る人もいるかもしれないが

私は
大変嬉しい質問を受けたと
感じていた

秘密にすることでも
内緒にすることでも
なんでもなく

単に
そういうことに
取り組んでいるのだと
扱ってもらえたことが
嬉しかったのである

まるで
近日出版予定の本を書いています
だとか
新しいプロジェクトの企画書が
こうなっています、とか

そういう、一つの出来事として
不妊治療のことを
扱ってくれたことが
ありがたいと思ったのである

日本の文化だけに
触れていると
この発想は生まれなかったと思う

けれど
やはり世界各国で
働いてきた人は
世界の事情も知っている

人の価値観は
何歳になっても
変えられるし
変わっていくものである

そんなことを
学んだ機会でもあった

La Carrière -Mariko