海外へ出て
世界で働くことが
私にとって
子どもの頃から
憧れていた姿であった
そして
実際に
それは今の自分の
根幹を作っていて
世界各国へ出張したり
住んだりしながら
多様な文化に触れ
多言語の中で
生きてきた
世界を相手にすることは
本当に楽しい
それは
自分が日本という
井の中の蛙であったことを
何度も何度も
思い知らされる
からである
時には苦くつらい経験
悲しいこともあるが
楽しく学びに溢れ
私にとっては
喜びでもある
だから世界で働くのだ
そして今
高度生殖医療のために
世界で働くことを
一度休んでいる中ではあるが
それでも
今の私は
世界と働いているのだと
思う
それは
単にやり取りの瞬間だけではなく
時差を気にしたり
英語のスペルをチェックしたり
そんな些細なことでも
世界と
働いているということを
感じられる
やはり
世界と共に私たちは生きている
海外とのやり取りをなくして
我々の生活は成り立たないのだと
痛感する
世界中の人々が
平等に幸せに
時を平和に過ごすということは
永遠の夢でもあるが
そう簡単なことではない
けれど
そういう社会に向けて
私にできることを
一つずつやりたいと思うのだ
La Carrière -Mariko