La Liberté guidant le peuple

このタイトルを見て
ピンとくる方も多いのではないかと思う

少なくともフランスという国と
関わりのある方なら
一度は聞いたことがあるのではと思う
フランス語である

日本語では
民衆を導く自由の女神
という名前になるが

ドラクロワの
有名な絵画のタイトルである

私がこの絵に出会ったのは
中学3年の頃であった
公民という授業の教科書に
この絵が載っていた

フランスの市民が
歴史の中で何度も
市民革命を起こしている史実に
私は興味を抱いた

多分それが
私とフランスとの出会い
だったのだと、思う

今日久しぶりに
ドラクロワの絵と再会した

そして
あの頃の記憶が蘇ってきたのである

フランスという国の
国民たちが
自立しているのは
歴史的背景から来るものなのかもしれない

日本という国では
市民革命がなかったと
一般的には言われている

実際のところ
隠された事実として
ゼロであったとは思いにくいが

和を尊重するがあまりに
そうだったと言われると
なぜだか
納得してしまう自分がいる

個を大事にする時代が来た今
もしかすると
こうした国民性にも
何かしらの
変革が求められているのかもしれない

世界で戦える人になりたい

それはビジネスであれ
芸術であれ
音楽であれ

常にそう
思ってきた自分がいる

そして
結果
ビジネスの世界で今は生きている

私の未来は
この自由の女神が導く先に
別の何かとなって
現れるのかもしれない

絵画の写真を見ながら
和の先にあるものが
一体何なのか
考えてみたいと思う

そしてそれは
世界で活躍する人の
大いなる新しい武器に
なるはずだ

La Carrière -Mariko