自主待機生活の始まり

日本に自宅を持たない私は
まずは
最初はホテルで過ごす

都内のホテルが
ありがたいことに
私のような海外から
仕方なく日本へ入国してきた人を
受け入れてくれている

ホテルでは
基本
部屋からは出ない

人との接触を避けること

しかしこれが
一番難しい

実際食事は
何かしらの形で
入手しなければならない

ルームサービスも
休止されている

幸いなことに
宅配サービスなどがあり
それらを活用するつもりである

ホテルの部屋で
できるエクササイズなど
限られている

おまけに私は
大量の荷物と共に
帰国してきたのである

こういう時こそ
ハイヒールのエクササイズである

もちろん
スペースはあるに
越したことはないが
大きく一歩が出せるスペースがあれば
なんとか
エクササイズをすることが出来る

ストレッチは
ベッドの上である
(マットレスが柔らかいことが不満だが)

14日間
仕事の時間を除いたとして

ホテルの個室で
何をしたものかと思い
本を読もうと
たくさんKindleで買い込んだ

そろそろ
新しい作品を書きたいと
構想を練ってきたものもあり
それらをノートに
まとめる時間にもしたいと
考えている

ついつい
スマートフォンに手が伸びたり
インターネットで
要らぬことや
あれこれを
検索してしまう性分なのだが

これらを断つ日も
作りたいと思う

事実
私は子どもの頃
作品を書くために
資料を集める手段は
図書館へ通うことであった

私はいつの間にか
こうした
情報の波に
飲み込まれることに
すっかり慣れてしまっていることに
改めて気が付いたのである

自主待機生活は
自分を見直すきっかけの時間として
神さまがくれた
ご褒美なのではないかと
思う

自主隔離生活の様子は
徐々にお伝えできたらと
考えている

La Carrière -Mariko