ケークサレと糖質制限と、盲点

幸か不幸か
私は生まれてから今日まで
痩せ型であったため
ダイエットとは
無縁の人生であった

中学校1年生で
バスケットボールに出会う前は
本当に痩せこけていて
体重は30キロ台であった

小学校時代は塾の先生に
スーパーの唐揚げなどという
冗談のあだ名をつけられていた
(スーパーの唐揚げは鶏の身が少なく
スカスカで、細いという意味)

中学一年生の1年間で
私は10キロ太った

この10キロのおかげで
基礎体力が出来上がった
筋肉が付き
今の体格の基本ができたと思う

そんな私が
糖質制限とやらに
向かうきっかけとなったのは
不妊治療であった

生殖医療の効果を高めるためにも
高タンパク質で
低糖質な食生活をと言われ

糖質を避け
タンパク質を積極的に取るようになった
私の朝食は基本、オムレツである

オフィス勤務が再開して
少しだけ残念なのは

それは温かく美味しい朝食を
好きな時間に食べることが
難しくなったことである

はて、それではこれからどうしようかと
考えているときに
急にふと頭に
ケークサレのことが浮かんだ

私が卵を積極的に食べ始めてから
数か月

砂糖を抑えるため
ケーキは自作していたのだが

糖質制限と言われると
どうしても甘いものを代替えすることばかりに
目が行ってしまっていたのだ

しまった、と思うとともに
なるほど、と改めて
私たちが意識していること
その結果見えなくなっている
盲点が人生には
たくさんあることに気が付いたのだ

メキシコのランチタイムが14時のため
オフィスにいる間は
10時前後を狙って
スクランブルエッグなどを持参していたのだが
温かいオムレツと比べると
ずいぶんと味に差がある

そんなことから
何かいい方法はないかと
考えていた矢先に
思いついたのであった

ケークサレを
小麦粉ではない
別の材料で作るということを
なぜ今まで思いつかなったのかと

なんだかとても
悔しくなってしまったのである

ひよこ豆の粉と
卵とバターに
クミンとコリアンダーを加えると
パリのマレ地区でよく食べた
ファラフェルの味にも似た
美味しいケークサレが
できあがった

糖質制限と言う単語から
どうLa Carrière -Marikoしても砂糖に目が行きがちである
もちろん糖質は
砂糖だけではない
炭水化物も糖質に入る

しかしながら
この文字のあまり

ケーキは自分で焼いていても
その応用が
全く利いていない自分に
苦笑してしまう

すっかり凝り固まった視野には
盲点しかなかったのだと思う

ということから
今週からケークサレを焼いて
私の朝食にしている

一つ、楽しみが増えたことで
オフィスに行くにも
前向きになれる

こんな単純なことで
1日が変わるのだなと
改めて思うのであった

皆さまも
盲点にご注意を

La Carrière -Mariko