死者の日、Dia de Muertos

ディズニー映画、COCO(もしくはRemember Me)
邦題ではリメンバー・ミーを
ご覧になった方も多いのではと思う

その映画に登場する文化こそ
メキシコにおけるお盆である
死者の日
ディアデムエルトスである

この日先祖が皆
帰ってくるというのだから
その根本にある考え方は
日本のお盆と
よく似たものであることに
驚かされる

死者の日には
マリーゴールドの花を飾る

この日に飾る
祭壇やお墓はもちろん
町中が
マリーゴールドで溢れかえる

スーパーでも
マリーゴールドの鉢植えが
販売されているほどだ

この日のメキシコは
特に
その特有の文化の色を
濃厚に感じ取れる日となる

祭壇には先祖の写真や
好きだった食べ物
死者の日に食べられる甘いパンが
飾られるが
この飾りでコンテストをするところも
あるほどである

グアダラハラ近郊にも
民芸品で有名な
トラケパケという街があり
ここも
この週末は
いつもの何倍もの人で
ごった返すのである

そして
この日ばかりは

骸骨メイクをするのだ

顔を真っ白に塗り
骸骨をまねる
そして着飾るのである

着飾った独特の美しさを持つ骸骨を
メキシコではカトリーナと呼ぶ
カトリーナは女性の骸骨である

死者の日を体験すると

謎と不思議に満ちた
この文化の奥深さに
感動する

骸骨のメイクの美しさは
メキシコ人以外には
理解されることは
難しいだろう

そして
街中が骸骨で溢れかえる様子を
可愛い、だとかきれいだとか
そんな言葉を持って
素直に表現できる人も
少ないだろう

それでも
ただ美しいのだ

それは
心がこもったお祭りであり
死者や先祖を思う気持ちが
形作った習慣と風景だから
なのである

もし
メキシコ旅行を考えられている方がいるのなら
11月2日
もしくはその週末を
滞在されることをお勧めしたい

こんなにも離れた場所で
文化も言葉も
習慣も違うのに

私たち人間の心は
同じだということを
感じさせてくれるに
違いない

La Carrière -Mariko