守るべきは、自分

何週間も人に会わない状況が続くという
イギリスの同僚から
メッセージが飛び込んできた

思っているよりも
人に会わないことは
つらいし大変だというのが
彼女の実感である

立ち話をしているだけで
罰金が請求されるというカナダ

メキシコも街はゴーストタウン化しており
車もほとんど見ない

それと比べると
日本との温度差に
正直
私はびっくりする

海外から帰国した人を
二週間隔離する前に
混みすぎる都会での
感染リスクを下げないと
世の中が変わらない

そんなことを
強く、思った

どうか、このブログを読んでいる貴女は
賢く生きてください

何を信じるか
信じないかは
自分で決めるべきことでは、ある

でももし
自分が外へ出ないことが
他人への感染を
医療現場で必死に戦う人を
助ける一助になるのであれば
積極的にそうすべきである

私の夫は
とある小さな島国に住んでいる
日本に一時帰国している間に
国境閉鎖が決まり
彼は
自分の家に帰れなくなってしまった

同じ島国だというのに
日本と世界との
この温度差は一体
どこから生まれるのだろうか

私は日本が好きである
日本人であることも
日本で育ったことも
自分のアイデンティティである

だからこそ
告げたいと思うのだ

自分の身を守るのは自分しかいないということ

本当ならばイースター休暇で
海の見えるバルコニーで
大好きなお風呂を楽しんでいたはずだが
今週は自宅で
いろんな活動に精を出そうと決めた

残念ながら山盛りの仕事も待っている

お休みは返上かもしれないが
自分の自宅で
心地よいエネルギーを感じながら
仕事ができることを
嬉しく感じる

La Carrière -Mariko