昭和の働き方を捨てよう

昨日の記事
古き良きにしがみつくとも関連するが
今度は
その働き方というものに
注目したい

昨日同様の統計データだが
今年、設立50周年を迎えるであろう会社
すなわち
1968年末までに設立された会社数は
1302社で全体の約60%になる

日本は老舗と呼ばれる
創業から100年以上続いている
企業や会社が多いと言われているが

実は50年続けるのも
なかなか簡単なことではない

50歳と言えば
人間で言うと
寿命の折り替え地点でもある

つまり半生を迎えたとも言える

二十代の時と五十代の時とで
全く同じ働き方をしている人は
正直あまりいないだろう

家族ができたり
親の介護が始まったり
病気や何かしらの事故で
大きく仕事への接し方が
変わっている人も少なくないはずである

企業が大事にするものは
社風であったり文化であることは
否定したくはない

ある意味人間に例えると
人格に値するものだからである

しかし

人間ですら働き方が変わるのだ

企業に対する貢献の仕方や
働き方や仕事への考え方が
昔のままで良いわけがない

そのことに気が付きながら
なかなか変革を迎えられないのが
日本の大企業の課題ではないかと
思うのだ

昔は愛社精神のようなものが
重宝された時代があった

でも今はそうではない

自分自身の働き方
個人として達成したい目標や
稼ぎたいと思う気持ちなどが
モチベーションとなり

労働という対価を
生み出しているのである

昭和の働き方は
捨てるべきである

全ての社員が
会社のために働く、という時代ではなく
個人の目標や
成長したいという思いのために
働く時代が来ていることを

もはや無視はできないのである

そうは言っても
企業で働く以上
簡単に変えられることばかりではないが

まずは
自分のために働き
その為に時間を使っていると
自覚することから
始めてみるべきではないだろうか

企業が変わらなくとも
自分の働き方は
変えられるものである

La Carrière -Mariko