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異文化理解

  • 04/30/2019

時間の価値

私は夫と別居をしている 夫婦仲が悪いわけではなくお互いの仕事の都合で別居を選んだというのが本当のところだ 夫婦は共に住むべきであるとたくさんの人が言う そしてその通りだろうと思う しかし世の中はそんな人たちばかりではないのだ イギリス人と結婚した友人は京都に住んで働いている 彼らは年に何度か長いバカ […]

  • 04/27/2019

メキシコの郵便事情

メキシコの郵便事情は想像するにたやすいがはっきり言って、醜い 日本から出した郵便も紛失されることはもちろんのこと一年経ってやってきた郵便物すらある フランス人の友人がバカンスでメキシコに来た際に小包を送ってきたことがあった 彼曰くサプライズにしておきたかったがどう考えても着かない可能性が高いのでMa […]

  • 04/24/2019

今を楽しむこと

物事が予定通り進まない時 特によく遭遇するのが天候や機材のトラブルなどによる飛行機の遅延の際 苛立ったり腹を立ててしまったりしては負けである 先週夫のところへ向かうフライトは到着時間にして約3時間遅れ 離陸前、実に4時間強も機内に閉じ込められていた クーラーも効かずただ止まった飛行機の中にじっと座っ […]

  • 04/12/2019

言語による論理展開の違い

おそらく一度や二度日本語と英語の論理展開が違うことを耳にされたことがあると思う 一例ではあるが 英語では結論を先に言う理由を論理的に述べる曖昧なことは言わない それに対し、日本語は最後まで結論を言わない主語が分かりにくい曖昧な言い方を好む と言われている 大きな違いがあることがお分かり頂けるだろう […]

  • 04/11/2019

私の別名、ナタリア

なぜか私にはスペイン語の愛称があるその名も、ナタリアだ ある日メキシコ人の同僚がせっかくだからスペイン語の名前を持とうよと言ったのがきっかけである スペイン語圏ではMarikoは、男の人を想像させる名前である スターバックスに入ると名前を必ず聞かれるのだが毎回、スペルを言うのは面倒である 確かに、ス […]

  • 04/10/2019

食わず嫌い

生まれて初めてウィーンのオペラ座で観たオペラがワーグナーのDer fliegende Holländerさまよえるオランダ人であった 当時の私には大変難しく一度にワーグナーとオペラが苦手になった オペラ好きの人たちから好きな作品を見つけるまでは観続けるべきだと強く、勧められたこともあり その後毎週一 […]

  • 04/05/2019

就職活動がある幸運

新聞のニュースに選考解禁などという話題を見ると日本の風物詩だなと思わされる 就職活動とは職がない人や非正規雇用の人が正規採用されることを目指すことであるが 今回は学生が社会に出るため新たに仕事に就くための活動を指している 就職活動についての賛否両論はある しかしあえて私は前向きに書きたい 就職活動が […]

  • 04/01/2019

女性として美しく魅せること

物心ついたころからスカートを身に着けなくなっていた これには理由がある 幼いころ初めて聞いた自分の声が他の人のものと違いずいぶん低いものであった おしとやかで明るく清らかなディズニー映画のお姫さまのような美しい明るい声の持ち主ではなかったのだ 周りの人たちの声がいかに美しく明るく、きれいなものかと考 […]

  • 03/31/2019

郷土料理の多様性

仕事であれ遊びであれ世界中どこへ行っても楽しみなのが食べることである 私は痩せの大食いである とにかく食べることが大好きである 中国の田舎で食べた焼き小籠包ラオスの屋台の魚自宅に畑を持つフランス人の家で食べたサラダや釣ったばかりの魚を船の上で捌いて食べるお造りなど本当に世界には想像を超える食文化の形 […]

  • 03/27/2019

争う相手を間違えない

昨日、メキシコの大統領がスペイン国王とローマ法王に書簡で侵略から植民地時代にかけてのスペイン人の行為に関し歴史的な見直しと謝罪を求めたということがニュースになった スペイン側は500年前のメキシコへの到達を現代の考え方で判断することはできないと謝罪を断固として拒否する姿勢を表している 正直言ってどち […]