先日
出張に出かけた際の出来事である
招待客は2日に渡るイベントを楽しむ中
仕事の折り合いがつかず
私は1日で切り上げて
先に帰ることになっていた
その日は
移動のみの予定となっていたこともあり
私はすっかり
オフモードであった
すると
ホテルのロビーで
話しかけてくる人に
不意をつかれた
私たちの招待客の一人であった
正直なところ
オフモードであったため
恥ずかしい想いで
今すぐ部屋に帰りたくなった
これでは
昨日のステージでの私の印象が
台無しである
著名人はオーラを自由に操るという
オーラとは存在感でもある
私はまだ
そんなレベルに達していないのに
うっかりと人に
私であることを
気付かせてしまったのである
オーラや存在感を
自由に操れないうちは
決して
気を抜いてはいけないのだ
私は改めてそんなことを
目の当たりにした
存在感を出すだけでは
不十分なのだ
オーラを完全に消し去ることは
そう簡単ではない
私もまだまだ
詰めが甘い
La Carrière -Mariko