先日社内でサッカー大会があった
元サッカー選手だった人が
オフィスに同僚にいるのだが
その人は
サッカー大会の二週間ほど前から
少しジョギングを始め
足を慣らすために
ボールをつかったエクササイズを
始めていた
過去どれだけ早く走れていても
ボールを追う力があったとしても
その後
ろくに運動もしなくなった身体で
サッカーをするのが
大変危険だというのである
サッカーというのはとにかく走る
走ってボールを蹴るのだから
脚と足を
とにかく使うスポーツである
過去本気で脚と足に付き合っていた人には
その重みが分かっているのだ
一方
数か月前まで
フットサルやサッカーに馴染んでいた人がいる
彼も久々にサッカーをやるということで
30分のストレッチののち
サッカーに臨んだのだが
結果、負傷した
遊びであれプロであれ
サッカーというスポーツで
やることは同じである
走り、ボールを蹴ることである
守りにつく方であろうが
攻めに出る方であろうが
走り、相手を追いかけることに変わりはなく
フィールド内では
ゴールキーパー以外
基本的に足で蹴ることしか認められていない
負傷の原因は
本気で走って、本気で蹴るための
身体づくりができていたかどうかにある
やはり元プロの人は知っているのだ
なまった身体では
思っているように動かないと知っているのに
無理やり
動かそうとしてしまうのである
結果、怪我や故障を招くことになる
30分のストレッチをやったことで
身体が昔のように動くと思っては
大間違いである
そして、このことは
ハイヒールウォーキングにおいても
同じである
日々のストレッチやトレーニングなくして
美しい歩きは存在しない
初めてハイヒールを身に着ける人が
10センチを超えるハイヒールに挑戦するのは
無謀なことでもある
それはサッカーと同じく
使っていない筋肉を使うための
準備が整っていないからである
ハイヒールを身に着けて美しく歩くためには
身体の準備が必要である
それはサッカー選手が
筋トレや長距離走、短距離走を行い
必要な筋肉や体力を作り上げる過程と同じである
腹筋や背筋、脚の力や足の裏など
歩くための鍵となる筋肉を
鍛えていかねばならないのだ
当然のことながら
ハイヒールを身に着ける前には
ストレッチをし
身体の筋肉を目覚めさせることが
必要である
私もハイヒールを身に付け
出張へ行く日の朝は
短時間だったとしても
脚と足首のストレッチをしてから
出かけるようにしている
それは
本気で歩くための
身体づくりの第一歩でもある
La Carrière -Mariko