英語がくれる恩恵

旅に出ると
英語という言語の素晴らしさを
思い知らされる

だいたい
最初に話しかけられる言葉は
英語である

スペイン人の友人が
エールフランスに乗り
東京へ遊びに来たことがある

飛行中
日本人の客室添乗員は
フランス語を話さないと分かると
当然ながら
英語で話しかける

彼は日本語でお願いしますと
答えたのだ

彼は母国語であるスペイン語と
日本語しか話さなかったのだ
客室添乗員も
これには相当驚いた顔をしていたという

無意識に
外国人だから
英語ができるだろうと思うのは間違いだが
やはり
一般的なのは英語である

旅行で出かける時に
決して美しい発音は必要ない
完璧な文法で話す必要もない

話そうとする姿勢があれば
誰もが耳を傾けるものである

スペイン語が母語となる
南米に行った際も
旅行者同士の交流は
あくまで英語が中心になる

英語はもはや世界共通語である

私も英語は嫌いだが
それはあくまで
好き嫌いの話であり

英語ができなければ
仕事にならないのが
現実であるが

何より
英語がくれる恩恵は
計り知れない

インターネットショッピング
一つとっても
日本語のサイトと
英語のサイトと
見比べることができるということは

買い物の可能性を
二倍にすることになる

人との出会いも
二倍になる
いや
二倍以上になる

直近の南米旅行で
仲良くなった人たちは
アメリカ、オーストラリアからの人達だったが

過去
旅の途中で出会い
仲良くなった人々の国籍は
数え切れない

人生の可能性が広がるのだと考えると
英語を学ぶことは
今からでも遅くない

私の母は
還暦を迎えてから
英語を始めたが
一人で海外旅行にも来れるだけの
英語力を身に付けた

英語に年齢は関係ない

過去に諦めた人がいるなら
是非もう一度
学んでみてもらいたい

私もまだまだ
勉強中である

 

La Carrière -Mariko