規則だらけの日本

私たちが学んできた学校には
必ずといっていいほど、校則がある
髪型や服装
化粧や持ち物まで
多岐にわたって
規則が記載されている

ルールを守らなければ
学校によっては
退学処分になり
所属している社会的集団から
追い出されることすらある

しかし、そのルールは本当に正しいのだろうか

規則を守ることで
得られるメリットは何なのだろうか

規制をされることだけが
選択肢ではないはずだ

そしてその規制ができた
根拠や背景などを知ることができれば
ルールを守るということが
全ての場合において
正しいとは限らないことが分かってくる

規則とマナーは
似て非なるものである

マナーを守れない人が多くなると
規則として強制力を持ったルールを作る

日本は
正直なところ
そんな世の中になりつつある

日本人は協調と和を重んじる傾向があるため
マナーと言えば
誰もが守ろうと努力をするが
海外では
そうもいかない

ましてや
これから日本において増えるであろう
海外からの移民や訪問者たちにも
同じことを求めるのは難しい

そうなった時に
規則やルールだらけで
つまらない国になってしまっては
残念である

そのうち
満員電車のハイヒールでのご乗車は
マナー違反ですなどと言われる日が
来るかもしれないとさえ思う

立っている時に
体の軸がない人は
倒れやすく、不安定だからである
下手をすると
ハイヒールは
凶器にもなりうるからである

ハイヒールは
女性の武器であり味方でなければならない

そのためにも
是非とも
美しく歩き
立ち姿勢が崩れない軸を
体に持ちたい

 

La Carrière -Mariko