流行り物が好きな日本人

流行を創ろうとする
宣伝広告を目にすると
それだけで
いったい日本人は
れだけ
人に流されるのが
好きなのだろうかと
思ってしまう

宣伝広告を打つときに
国民性を鑑みた
戦略や戦術が必要なことは
なんとなく
肌でもわかることかもしれないが

イタリアのマリトッツォが
日本で一大人気の
商品となり
フルーツサンド屋が
街に並び
次はイタリアのデザート
カッサータを
コンビニが並べ始めた

結局のところ
海外の珍しそうな物が好きで
流行るとやたらめったら
それを買い荒らし

最後はそのブームが
去ってしまう
というものを
繰り返していると思う

かの有名なドーナツ屋も
10年ほど前に
初めてオープンした際は
行列を作って
2時間近く
並ぶ人もいたが

今では閉店を余儀なくされる
有様である

流行り物があることは
否定しない
けれど
こんなにも極端な
このメンタリティは
私には理解できない

カッサータは私の好物なので
この流行に乗っ取って
手軽に食べられるように
なれば
メリットかもしれないが

消費社会だなと
考えさせられるのである

流行は時に楽しく
刺激的なものでもあるが
自分の軸は
失いなくないと思う

La Carrière -Mariko