魔女の宅急便と子ども時代

宮崎駿さんの作品
魔女の宅急便という映画は
日本のみならず
世界でも愛されている

私は子どもの時から
魔法使いや魔女の出てくる物語が
とにかく大好きであった

そんなわけで
魔女の宅急便という作品は
映画化される前から
読んでいて

気が付くと
世の中の人に
魔女ブームが気たのかしらと
勘違いをするほどでもあった

子どもの時から
大きくなったら
なりたいと思うものは
魔法使い
もしくは魔女であった

そして今もまた
私は
魔女になれる
もしくは
なっていられたいいなと
どこかで思っているのも
事実である

久しぶりに
映画の魔女の宅急便を見る機会があり

部屋が余っているから
提供するわと
パン屋のおかみに
主人公が言われるシーンで

確かに、こんなことは
日本ではなかなか起きないけれど
スペイン、フランス、オーストリアに
住んでいた時や
メキシコに住んでいた時
それぞれ
似たようなシチュエーションが
あったなことを思い出す

そして子どもの時
そんな偶然あるわけないじゃんと
映画を酷評していた自分を思い出した

将来どこで定住するか
まだ決めかねている私だが
一つだけ
家を建てるなら

誰かのための部屋を
きちんと用意できる家を
建てたいと思っている

きっとそれは
異文化から学んだことの経験と
子ども時代に
夢見た世界が

私にそうさせようと
しているからなのではと
思う

La Carrière -Mariko