香水を身にまとう

値段が高ければ
良いもの、とは限らないが
やはり、本物は
それなりの対価を払わなければ
手に入らない

最近、香りを変えた

変えたというか
バリエーションを増やした
というのが正しい

今でこそ
香水は
なくてはならないアイテムの一つだが

そうなるまでに
紆余曲折がある

香水を常用し始めたと思ったら
中断し
また新しい香水を手にする

というのを
幾度となく繰り返してきた

香水は贈り物であることもあったが
自分で気に入って買ったものもあった

身に付けた香水の香りが
強すぎる人に出会った時に
香水を辞めようと思い立ち
辞めたこともある

そんなこともあり
香水選びは
慎重に、と
いつも思っている

自分の好き嫌いはもちろんだが
香りから受ける印象で
人の印象が変わることも
重々承知である

だからこそ
香りは本物を
身にまとうべきなのだろう

好きな香水や気に入った香水ばかり
買っていた若いころの私と違い
今は好きな香りであっても
自分のイメージと合わない場合は
積極的に買わないことにしている

人間の五感に訴える
香りの力は偉大である

だから本物を身に付けるべきである

香りに負けない自分であるためには
個性であったり軸となるものを
確固たるものとして
持っていなければならない

私自身が
香水に負けない私であるために
自分を磨き続けなければならない

少し値段の張る香水でも
自分がこれだと
本物だと感じるのであれば
直感を信じて
買ってみるべきである

そして
その香りに負けない
自分というものを
見直すきっかけを
作るというのも
香水の魅力ではないかと、思うのだ

黒いルブタンに
お気に入りの香りを身に付けて
街へ出かけたいと

不思議な衝動に駆られた

La Carrière -Mariko