高校生にふと
質問をされた
世界で働く魅力って何ですか
何とも難しい質問である
世界の国々の人々と
働いてみて
良かったことは
世界の広さと
価値観の多様性が
分かったこと
そして
人と違うことが
魅力であり
個性であると
認めてもらえる
世の中があるということである
子どもの頃から
私は人と違うという
自覚があった
特に小学生の頃に
そのことに
気が付いていた
決して人の前や
担任教師の前で
口にはしなかったが
学校へ行く時間が
なんと無駄なのだろうと
いつも思っていた
皆と同じことを学び
同じことをする
それが当たり前の教育の中で
私は一人
確かに
我が道を歩んでいた
中学受験準備のための
進学塾へ通っていたが
本当に素晴らしい
先生方に囲まれ
そこでは
誰かと同じことをすることに
飽きたのであろうという
私のような人たちが
それぞれの違いに磨きを掛けていた
世界で働くことで
分かったことは
個性を活かすこと
殺さないこと
違いを活かすこと
違うことは、魅力であること
それを認めてくれる
世の中が
世界には存在するのだということだと
その日は答えた
そして
もっと実は
他にも魅力があることを
自分の言葉でまとめなければ、と
思ったのである
La Carrière -Mariko