共に暮らすということ

日本で
夫と生活を始めて
一か月が経った

お互いに仕事や
今日本でしかできないことを
たくさん抱えていることもあり
なかなか
忙しい

週に何度か
夕飯を共にしたり
互いに
家事を自然に分担したり

そんな生活が
始まっている

誰かと暮らすとは
簡単なことではないと
多くの人から
聞かされていたが

楽しみの方に
集中することが
生活のコツだということに
意識を向けてきた

人生はこれから
何年も続く

だから
これはまだ始まりで
本当に大変な時や
辛い時

多くの出来事が
待ち構えているであろう

けれど
家の中に
誰かがいるということの
喜びというか
楽しさというか

そういうものが
あることは
間違いないと
言い切れる

共に暮らすということ

それは
お互いに妥協するところを
探し出すことでもあり
妥協できない時は
割り切ることも
大事である

そして
執着しないことも
大事なのだと

学んだ一か月であった

いろんな家族のカタチがある
そして
一緒に全員が暮らすことだけが
家族のカタチではないことを
知っている

とはいえ
短い期間であっても
生活を共にすることでしか
得られない経験もある

日々の暮らしを大事にする

そんなことを
今更ながら
学んでいるように、思う

La Carrière -Mariko