外国人労働者が
日本の社会を支えている現状を
目の当たりにして
毎日、驚きが隠せない
警備員、コンビニの店員は
どこかの国からやってきた
出稼ぎの外国人たちである
日本人のコンビニ店員と
まだ一人も出会っていない
日本という国の
現実である
24時間営業の店舗を作り
安全な国にするために
信用のおける警備員を配置する
そんな国を作ってきた
日本人は
もう、いないのだと
痛感してしまった
海外で働くとき
昔は日本人であることは
尊重されたが
もう、そういう時代では
なくなるのかもしれないなと
ふと
頭にそんな考えがよぎった
自分たちで何かを考え
何かを生み出してきた
文化の衰退は
日常生活から始まっているのだなと
痛感した
後進国化が
進んでいるのではと
危惧してしまう
人々は自分の生活が
楽しく、素晴らしいものであることを
望み
それを手に入れるがために
誰かが誰かのために
努力をしてきた時代が
終わったのだと、思った
自分のために
自分を生きることを
忘れないようにする必要がある
世界で活躍する人材を
日本で育てたいと
強く思ってきたが
今目の前にある現状を見て
そのレベルに達するのも
難しいような気がしてきた
世界で活躍できる人
世界で通用する人
そんな人材を育てるのは
簡単ではない
まずは自立した人を
育てることから
始めなければと思う
私は女性、男性共に
たくさんの
スタッフを抱えながら
それぞれが
成長できる環境をと
いつも思ってきたが
昔からある企業で
長年働いてきた人たちは
そういう考え方が
できない人が多いと
感じている
日本で働いてきた人たちも
これまでの
古き良き、を捨てなければ
変わることができないのに
なかなか
変われないでいるのだ
こうした問題を解決するために
自分にできることを
やっていこう
そう思った私は
また大学院の門を
叩きたいと、思うようになった
La Carrière -Mariko