ハイヒールを何足持ち帰ったか

以前
手荷物にはハイヒールが何足入るか
ハイヒールを
何足手荷物で
持って帰るのか
悩んでいることについて
少し綴ったが

今日は私が
結局何足を
持ち帰ったのかを
お話したい

結論から申し上げると
手荷物として持ち帰ったのは
4足になった

迷いに迷い
最終的に4足に絞り込んだのである

くだらない悩みかもしれないが
本人にとっては
とてつもなく難しい決断であった

いつもレッスンや
自宅の練習で使っている
ルブタンの120ミリ
これは絶対に手放せない

今度はオフィスへ
ハイヒールで出勤できるのである

あとの三足は
そのことを考えての
チョイスであった

85ミリのルブタンを二足
そして雨の日などにも
対応できる
セルジオロッシを一足

この最後の三足は
これまでも
私の出張の相棒として
活躍してきた
いわば
仕事の上で
欠かすことのできない
パートナーでもある

くだらない悩みかもしれないが
限られた手荷物の中に
ハイヒールを四足も運ぶ人は
稀である

さらに
預け荷物に
鍵を掛けない国が多いため
(税関でのチェックなどがあるため)
盗難のリスクもある

そんなことを加味しつつ
悩みに悩んだ結果の
四足となったのである

旅行に行くことを
ご想像いただきたい

限られた荷物にしなければならない時
貴女は何を
持っていくだろうか

レストランや
ちょっとしたレセプションに対応できるような
ワンピースとハイヒールは
もちろんのことだが

その数を絞ることは
本当に
簡単なことではないのである

女性に生まれたからこその
喜びでもあるのかもしれないが
服や靴、鞄などは
本当に
いくらでも持って行きたいと思ってしまうものである

私の職場で
ハイヒールが履けるようになったという
ニュースに
ついつい
欲が出てしまい
本当はあと二足ほど
持って帰りたいと思っていたのだが
それは今回は
断念することにした

こうして
改めて書いてみると
くだらない悩みのように思えるが

女性にとって
生き様を表すファッションやスタイル
その表現方法を
選択するのだと考えると
奥が深いとも言える

さて、私がこのハイヒールに
脚を入れて
会社へ出社する日まで
あと約10日

今はただ
その日が
楽しみで仕方が、ない

La Carrière -Mariko