日本に帰ってきて
数日が経った今
時差ぼけと戦う毎日だが
14日間の自主隔離期間とはいえ
私の毎日は
思ったよりも
楽しく過ごせている
ハイヒールを履いての
エクササイズをと思ったのだが
床がかなり柔らかい絨毯であり
これが意外と苦戦していることを
告白したい
床が柔らかいということは
身体の芯がないと
ぐらぐらと
動いてしまう可能性がある
そのため
いつもよりも
腹筋を引き上げないといけない
今日は
COVID禍の世の中で
海外から帰って来た際に
どのような手順で
何が行われているのかを
簡単にこの場を借りて
ご説明しておきたいと思う
お仕事などで
やむを得ず
海外へ行かれる方の
参考になればと思う
まずは最初に
飛行機を降りる際だが
降りるにも順番がある
最初は自宅があり迎えが来ている人が優先される
この人たちは検査の結果を待たずに
空港から移動が可能だからである
私は最後の順番となっており
検査の結果を待ってから
いわゆるホテルなどに
泊まる人となっていたからである
その後検査を受け
結果が出るまで待ち
その上で解放されるというのが
簡単な流れである
メキシコからの到着便は
朝一番の到着であったため
その日中に
検査の結果が出るとのことであった
おかげで私は帰国初日から
都内のホテルに
戻ることができた
大変なのは夕方以降に到着した便の人たちで
彼らは結果が出るまでの間
最大で2泊、政府指定のホテルに泊まり
過ごさなければならないとのことであった
検査の結果が出るまで
12時間ほどかかった
途中検査機器の不具合で
再度検査やり直しをしているため
通常よりも
3時間ほど時間がかかっていることを
知らされた
いかに空港もパニックなのか
検疫対応もパニックなのかが
よくわかった一方で
検査のやり直しが認められるなど
一企業の立場から見ると
なんと甘い体制なのだろうかと
若干
呆れてしまう自分も、いる
さらに
検査結果を待つ人たちを
誘導したりする
いわゆる警備員は
全て
外国籍の人であった
この姿を見て
日本の現実を
改めて、思い知る
日本という国は
もう
先進国ではない
警備の仕事や
コンビニのスタッフなど
気が付けば
私たちは
多くの労働を
価値のないものや
重労働とみなし
日本人の手から
移民の手に譲ろうとしているのである
もしくは
すでに
もう、日本は
労働力の観点から
崩壊しているのかもしれないとすら
思わされた出来事であった
そんなことを思いながら
私は
日本の空港に降り立ったのであった
日本という国が
世界で戦うためには
何が必要なのか
私なりに
これから
さらに
考えて行かなければと
痛感した
帰国の初日であった
La Carrière -Mariko