メキシコ人のおやつ

基本的に
メキシコ人達が食べるおやつ
間食は
質素なものが多い

キュウリやニンジンなどのスティック野菜に
チリとレモン、塩をかけたもの
もしくは
小麦をベースにしたチップスのようなものや
ポテトを揚げたものに
チリとレモン、塩をかけて食べたりするのである

大きな会議などで
コーヒーなどの休憩時間にも
こうしたスティック野菜のようなものが
並んでいるし
チップスのようなものも
出されることが多い

トウモロコシを
湯がいただけのものや
焼いただけのものも
よく食べられる

湯がいたものは
トウモロコシの粒をばらばにしてあり
それにマヨネーズやチーズ
レモンやチリをかけて
混ぜて食べるのである

基本的にメキシコ人たちは
よく食べる

太っている男性は幸せであるとも
言われている
(今では病気を気にして痩せている人も増えてきたが)

ただ
食べているものが
決して添加物たっぷりのお菓子や
スナック菓子ばかりではないことに
驚いてしまう

ただし、これは太るな、と思うものもある

それは
チチャロンと呼ばれる
豚の皮を揚げたおやつである

豚の皮、というだけで
コラーゲンたっぷりのものを想像するが
それをさらに
カリカリに揚げたものである

チリとレモン、塩をかけて食べる人もいれば
ワカモーレと呼ばれる
アボガドペーストのディップにつけて
食べたりもする

これがまた、美味しいのだ

コカ・コーラ消費量No.1の国
メキシコ

ナッツやドライフルーツ
野菜などのスナックも豊富だが

ついつい誘惑される
チチャロンやポテトチップスに
(ポテトチップスはどちらかというと
 家で作ったかのような、素朴な
 シンプルに薄切りを揚げたものが多い)
負けてしまうのが
メキシコ人でもある

今日もまた
チップスと野菜スティックを勧められ
食事の前に食べてしまう部下たちを
面白いと眺めてしまうのであった

La Carrière -Mariko