飛行機と身体への負担

先日
久しぶりに飛行機に乗った

久しぶりというのは
数週間ぶりということなのだが

改めて
飛行機での移動は
実は身体へ負担をかけているのではと
気が付いた

こんなにも
出張が疲れるものとは
予想外であった

もちろん
強行スケジュールだったこともある

夜の23時にとある町に着き
翌朝は5時台に再度移動開始というのも
身体へ負担をかけている原因なのだが

飛行機で何気なく座っているだけで
気圧であったり
様々な影響を
身体は知らない間に受けているものなのである

スペインに住むまでは
実は飛行機とは
ほぼ無縁の人生であった

時折旅行で乗るもの
それが私にとっての飛行機であった

それが欧州へ行ってからは
飛行機が新幹線の代わりになり
国と国とを行き来するようになった

日本と海外の往復はもちろんではあるが

その後
日本の地方都市に住んでからも

飛行機を使う回数は増えるばかりであった

そして今もまた
飛行機を使う回数が多い生活である

つくづく
世界は狭くなったと感じるが
それは距離的なものであって

飛行機で飛んでいる間
私たちの身体は
ただ座っているのではなくて
何かしらの形で
空であったり宇宙であったり
様々な方向から
重力やエネルギーの影響を
受けているのである

飛行機に乗るときも
もう少し
身体を労わらなければと
気づかされた
出張であった

それは
小さなクッションを持ち運ぶことかもしれなければ
毛布のような防寒具なのかもしれないし
防音のためのヘッドフォンかもしれない

でもとにかく
身体のことを考えながら
移動をすることを
学ばなければと感じたのである

これも
ハイヒールのおかげで
身体の声を聴くように
なったからなのではないだろうか

人により
何が身体の声を聴くきっかけとなるかは
それぞれである

しかし
ハイヒールが
女性の身体を大切にするための
道具となることを
私は申し上げたいと思う

凶器であるとか
苦痛であると
捉える人もいる中で

まったく逆の主張をする人たちが

私を含めて
ここにTeam ASAMI PARISとして
存在していることを
改めて宣伝したい

La Carrière -Mariko