Something Blue

結婚式の日
Bride、つまりは花嫁が
身に着けると幸せになれるという
四つのものがある

古いもの
新しいもの
借りたもの
そして
何か青いもの、である

下着に青いものを付ける人も多いが
昨今は
ハイヒールを選ぶ人も多いのだと言う

私のSomething Blueも
青いハイヒールであった

マノロブラニクのハイヒール

今では
トレーニング用として
私の生活の一部のハイヒールとなっているが

そもそもは
結婚式の際に
身に着け
将来Receptionなどでも
使えると思い
購入したものである

人生とはどこで何が
どのように変わるのか
全く予期しないものである

このSomething Blueのハイヒールは
メキシコでは
なかなか身に着ける場所もなく
家のクローゼットで
今か今かと
出番を待っていただけであった

今では
私の毎日の一部である

自宅の中で
ハイヒール生活を送ることは
決して
楽なことばかりでも
お遊びでもない

トレーニングをする時間が
限られている人にとっては
生活そのものを
トレーニングとして
活用するのが
もっとも
時間の有効活用になる

自宅にいる時は
この青い靴と

朝か夜か
わずかな時間でも
共にするようにしている

私はハイヒールを常に履ける環境ではない

それでも
美しく歩けるのだということを
何とか
自分の姿を通じて
証明したいと思っているのだ

仕事や出張で
どうしてもレッスンが
思うように進まない時が続くと
さすがに
身も心も
少し
焦りを覚えるのだが

焦るのではなく
ハイヒールとの対話の時間が増えたのだと
思うことにしようと
心に決めた

Something Blueは
私に
Something Newの何かを
運んでくるに、違いない

それはハイヒールコーチを目指すという
挑戦のことでもある

もし貴女の自宅に
眠っているハイヒールがあるのなら
是非それを
いつかシンデレラの靴に
変えてみせようではないか

私はそんな魔法使いに
なろうと
改めて
決意をするのであった

La Carrière -Mariko