踵から着地をする理由がどこにある?

今から9年前に
パリで出会ったASAMIさんだが
出会う前から
やはりそうかと思っていたことがある

それは
ハイヒールで歩く際に
つま先から着地をすると言うことである

ルブタンのお店で買った
35ミリのハイヒールすら
どうやって歩いていいのか
分からなかった

買った靴は
半年くらい
私の家の置物となって
自宅の玄関を美しく飾っていた

履いたら潰してしまいそうだと
思っていた

この細くて短いピンに
全体重がかかってしまっては
一瞬で
折れてしまうではないか

私の雑な歩き方で
この優雅な靴は
絶対に私のことを嫌いになってしまうだろう

などと思っていたからである

そしてその直感は
正しかった

ハイヒールはつま先から
着地をしなければ、ならない

細すぎるピンヒールから
着地をするメリットなど
身体にも靴にも
どこにも、ない

ところが、である

実はスペイン語でも
ハイヒールで歩くことを
教えてみたいという興味本位から
スペイン語圏の
High-heels事情を調べてみた

ところ

ほとんどすべてのビデオが
踵からの着地を薦めているのである

この事実に驚愕してしまった

踵から着地をする理由が
どこにあるのか
音声での解説はこうである

自然に歩いているように見えるためには
踵から着地をします
フラットシューズで歩いているように
足をぺたぺたとついて歩くのではなく
踵、つま先、踵、つま先、と
歩いてください

と、はっきりと言っているのである

正直なところ
ASAMIさんが作り上げてきた
フランス、モナコのエスプリを纏った
美学が通ったブランドの価値観と

どちらかというと
大胆さというか
飾ることが中心の
ラテン系の価値観が
融合するポイントが
どこにあるのかは
まだ見出せないでいる

でも
これでは靴がかわいそうではないかと
心底思ってしまったのである

それがきっかけで
スペイン語、英語での発信をしようと
決意をした

ハイヒールで歩くことに
抵抗がある人
迷っている人がいるのは
世界各国同じである

タイトルから
誤解のにないように
再度大事なことなので
お伝えしたい

ハイヒールで踵から
着地をしていい理由は
どこにも、ない

身体を傷めるのはもちろんのこと

細い美しいピンを
傷めてしまうことは
相棒でもあるハイヒールを
傷つけてしまいかねない

ハイヒールが女性にとって
素晴らしい武器になることを
世界の人に
伝えていきたいと
改めて思った次第である

美しさとは
世界共通の言語なのかもしれない

市井の一人の私でも
できることから
始めて行きたい

La Carrière -Mariko