ハブ空港という言葉を
聞かれたことも多いであろう
要は世界各国の航空会社が乗り入れ
長距離便の中継地として
もしくは他の場所への乗り継ぎ経由地として
利用される空港のことである
パナマは北南米のちょうど真ん中にあり
過去運河がなかった時代
アメリカ大陸を横切るのは
至難の業であった
そんな歴史的な背景から
想像もしやすいと思うのだが
パナマの航空会社
コパ航空は
北米と南米を結ぶのに
実に合理的なスケジュールを組んでいる
コパ航空は北南米の空港から
パナマへ向けて飛ぶフライトがあり
レッドアイのフライトもあるが
朝一番のフライトも多く
お昼前には
ほとんどの便がパナマへ着陸する
そして数時間以内に
次の目的地である北南米の主要都市へ
乗り継ぎができるように
配慮されているのである
もちろん曜日や場所により
多少の差はあるのだが
私が何度か
南米大陸やカリブ海方面へ
出張や旅行に行った際は
お世話になっている
サービスも悪くない
さらに、欠航の決断も早い
それが良いか悪いかというのは
人によって意見が違うのかもしれないが
世界各国の空港で
遅延に遅延を重ね
フライトがキャンセルになり
最大で3日も予定日から遅く
目的地へ着いたことも
複数回ある私としては
今日は飛ばないので、諦めてくれ、と
できれば早く言ってもらいたいのである
なんせ
空港で遅延を待つときほど
イライラしている人間はいない
子どもが泣く姿や
ビジネスマンが困って電話をしている姿も
よく目にする光景である
メキシコの航空会社に関しては
遅れなければ
運が良いくらいだと構えているので
多少の遅延に対する
我慢強さはあったとしても、である
ある日朝5時のフライトが
キャンセルになったことがあった
その日もう7時には自宅に戻って
二度寝をすることができていた
この対応の早さに
私はいたく、感動をした
もう飛べないので、明日まで待ってください
というわけである
そしてホテルの手配や移動手段の手配なども
かなりスムーズであった
そんなわけで
北米、中南米へ旅行される際には
コパ航空をうまく活用されると
行きたい場所へ上手に移動できることを
お伝えしておこうと思う
キャンセルの対応もだが
何より
時間のロスをしない移動ができるのが
彼らの売りである
La Carrière -Mariko