久しぶりにアメリカへ飛んだ
正直なところ
私は
アメリカという国へ行くのが
億劫である
第一に
入国審査の際に
下手をすると
行列に並ばなければならない
可能性があるからである
第二に
出国時にもしかすると
荷物検査の対象になる可能性が
あるかもしれないからである
第三に
乗り換え便での手荷物検査も
長蛇の列となる可能性があるからである
なんて
挙げだすときりがないのだが
とにかく
待ち時間が読めないことが
多いのが
苦痛なのである
しかし
ハイヒールを履いていると
なぜか
そのような時間が
短く済むのである
理由はよくわからないが
とにかく
ハイヒールは
私を護ってくれる
不思議なパワーを持っているようだ
今回は
なかなか長く大変な出張でもあり
かつ
大きな仕事でもあった
そのすべてがうまくいったのは
ハイヒールが
支えてくれていたことを
私は知っている
たかがハイヒール
という人もいるであろう
しかし
されどハイヒールなのである
ハイヒールを履いて
姿勢を正し
自分の姿が美しく見えるよう
ふるまいに気を付けているから
なのであろう
でも
それだけではないような
気がすると思うのは
私だけではないはずだ
ハイヒールの魔法を
一度味わうと
その素晴らしさを
誰かに話したくなるものだ
だからこそ
ハイヒールのコーチになるという道を
選んだのも事実である
アメリカ出張は
ハイヒールを通じて
誰かの人生を素敵にしていくこと
変えて行くことが
正しいのだと
教えてくれるものとなった
コーチとしての能力は
まだまだ高める必要があるが
ハイヒールの持つパワーについては
まだまだ伝えきれないほど
たくさんの経験がある
それが私の強みでもあると
確信できる旅でもあった
La Carrière -Mariko