女性の武器を持ち歩く

日本でも
来賓客を迎えたりする
公式なパーティや会食のことを
レセプションと呼ぶようになってきた

パーティであれ
会食であれ、レセプションであれ

ビジネスの際に
こうした食事をともにする場は
人間関係の構築のためにも
大切にしたい機会でもある

日本人の多くが
ビジネススーツで
こうした場に臨んでいるのが
事実である

業界により大きく違い
商習慣からくるものもあるが

ビジネスの世界では
女性がパンツスーツを
身に着けていることも多い

私が身を置いているのも
完全なる男性中心の業界であり
女性が女性らしく振舞う環境とは
一線を画している

唯一の例外が
会食やレセプションの場である

特に日本では
こうした場で
女性が女性らしさを
武器として活用することを
ネガティブに取る人も
まだまだ多い

しかし
世界は違うのである

日中
会議やプレゼンテーションの場で
ジャケットに身を包み
スラリとしたパンツスーツ姿の女性も

会食の場には
小奇麗なワンピースや
派手すぎないが美しいスカート姿で
現れるのだ

着替えることがマナーではない

着替えることで
女性のもつ
豊かな感情表現や
多様な価値観を

男性中心のビジネスシーンに
否応がなにも
浸透させることがができる

日本に限らず
世界でも
ビジネスシーンの中心は
男性中心のことが多いが

女性が果たす役割は
必ず存在する

ドレスコードの有無ではなく

自然と
女性であることを
活かす習慣を
持つことが
武器の一つになりうるのだ

是非レセプションや
特別な会食には
着替えて臨んでもらいたい

パンツスーツでも
ハイヒールを変えるだけで
十分にその効果は見出せる

もちろん

出張の際に
荷物が小さい方がいいことは
私も大いに賛同なのだが

ワンピース一枚でも
ハイヒール一足でも

女性の武器となるものを
持ち歩くべきである

La Carrière -Mariko