ルブタンで子どもを抱く

突如
とあるイメージが
頭の中に浮かんできた

ルブタンを身に付けて
腕の中で
子どもを抱くという
画像であった

私自身
高度生殖医療と
向き合ってきた中で

こういう絵柄に
憧れを持っていても

はっきりと
こうありたいのだと
イメージできないでいた

そしてようやく
ルブタンを身に付けて
子どもを抱いている
女性の姿を
自分の中で
イメージすることができた

母になっている自分

それがどんな母親なのか

その姿を想像せずして
脳科学を使っても
うまくはいかない

私に足りなかったもの
それは
こういうことなのだなと
思わされる

そんなイメージ画像が
頭にふと浮かんだのであった

ルブタンを身に付け
子どもを抱いている姿

それはASAMIさんが
まさに
実演してくれていたが

自分の姿と
重ね合わせることを
忘れていたのだと
気付かされた

未来に焦点を合わせる

その能力を
もっと伸ばし
活用する一年にしたい

La Carrière -Mariko