なかなか
苦戦を強いられてきた
私の高度生殖医療だが
日本で出会い
我が人生を助けてもらっている
医師たちのことを
本当に
ありがたい存在だと
感じている
医師の予測に反して
治療が思うように
いかなかった際に
正面から
謝罪を述べられた時
正直ショックな気持ちは
あったのだが
後から考えると
真剣度合いというか
その気持ちが
ありがたいなと
感じられた
同様に
毎月一度だけ
お会いする漢方医の
女性の医師がいるのだが
保険診療と自由診療を
上手にバランスさせてくれたり
できることを
淡々とやるのだということを
いつも教えてくれる
人でもある
こうしたドクターたちに
支えられながら
私はとにかく
前へ向かっている
だから
歩みを止めずに
前へ進めるのだ
医師との出会いもまた
自分の持っている
運なのか
直感なのか
そういうものが
導き出すものの
一つだと思っている
メキシコで
上手くいかなかったときに
愛の手のように
次の病院を、と
紹介されてきたことなどを
思い出しながら
前へ向かう
強さを勇気を
医師たちから
もらっているななどと
考えるのであった
La Carrière -Mariko