結婚式で
Something Blueに
マノロブラニクのハイヒールを
選んだ私だが
実は夫も共に
海外暮らしだったため
結婚指輪を
友人に預けていた
そして実は
結婚式当日
友人は指輪を
忘れてきてしまう
結局
夫はスイスから駆けつけてくれた親友から
私は母から
指輪を借り
Something Oldは
身に付けている下着
Something Newは
ティアラやアクセサリー
Something Borrowedは
母の結婚指輪になった
結婚式を教会で挙げたが
牧師の方も
ウェディングコーディネーターも
初めての出来事だと
言っていた
そして
忘れてきた友人を責めもせず
忘れられない思い出が
ひとつ増えたと
私と夫の態度に
驚いていた
起こってしまったことは
仕方がない
それをどう対処するのかに
フォーカスする
それが海外で生きてきた
私たちの鉄則だったからでもある
怒ったら負け
泣いても負け
その場を楽しめるだけの
許容を持つことが
本当に大切なのである
Something Blueの靴を
見るたびに
結婚式の
素敵な思い出を
思い出す
La Carrière -Mariko