自分との闘い

間もなく
私が今年挑戦しようとしたことへの
締め切りが迫ってくる

正直自信がない

そのため
自分でもダメ元
来年へ向けての勝負と

どこかで言い聞かせている
自分がいたように感じる

しかし

高度生殖医療を受けながら
自分自身に問うことが
増えたのは

今日という日の
奇跡性である

今日という日が
こんな風に成り立つためには
本当にすごい偶然と必然が
混ざり合ってできていることを
私は痛感している

私という命が
こうして生きていることも
奇跡なのだと
知っている

だから舐めてはいけないのだと
自分を納得させて

ただ前へ進むために
全力を出し切ろうと
決めた

今日という日は
二度とないことを

私は高度生殖医療を通じて
思い知らされているが

きっとそれは
自分への甘えを
なくすための学びの過程なのだろう

La Carrière -Mariko