家探しのための視野

海外転勤が基本の夫と
同じく海外転勤がほとんどの私

そんな二人が
日本で共に暮らせているのが
本当に奇跡のようだと
いつも思う

夫と出会ったのは
ウィーンに住んでいる際
隣のスイスに住んでいた
彼に友人経由で
とある目的で紹介されて
出会った

まったく恋愛だとか
お見合いだとか
そういうことは
一切なかったのだが

気が付いたら
こうして
一緒にいることになったというのが
本当のところである

そして
せっかく日本にいるのだから
日本にも
家を持てたらと
考えており

新築のマンションや
戸建ての注文住宅の建て方など
色々なことを
少しずつ学んで来た

その中で
知らなかった世界というか
私たちの中で
考えなかった選択肢が
中古マンションの
リノベーションである

同じく海外転勤を続けている
女性の友人と
カナダ人の夫妻が
それを教えてくれた

なるほど
家探しをするのも
狭い視野では
決して良いものには
出会えないのだなと
思い知らされた

そしてその友人の自宅が
古い家を改築したとは
思えないほど
モダンで美しかった

彼女たちは
カナダはもちろん
イギリスとメキシコにも
住んでいた

そんな家を見ると
日本でも
理想の家を持つ方法が
あるんだなと
思い知らされた

海外へ転勤することが
前提なので
もちろん
人に貸せるということは
絶対条件なのは
私たちの場合も同じである

家を買うということは
確かに小さな買い物ではないが

広い視野で
世界、いや、住宅市場を
見ることが
いかに重要かを
思い知らされた

La Carrière -Mariko