我が家では
自宅から
徒歩で20分もかかるところに
大型バイクのための
屋根のある駐輪場を
借りているのだが
ある日
駐輪場の管理会社から
連絡があり
そこの駐輪場の土地を
オーナーに返すことになったから
引き上げてくれと
言われたのである
その代わりに
別の場所にある
屋根のある駐輪場を
今と同じ値段で
提供してくれるという
そちらまでは
徒歩15分くらいの距離である
停めて置く場所が
なくなるのは
我が家にとって
大問題であったため
一旦
そちらに契約を映すことにした
一方で
家の近くに
バイクを置ける駐車場がないかと
ずっと探しているのも事実で
夫が少し前に
いくつかの問い合わせ先に
キャンセル待ちを入れていた
いつかきっと
良い場所がみつかる
そんなことを夢見ていたが
内心どこかで
諦めている部分も、あった
しかし
今朝
ふと走りながら
バイクの駐輪場を見て
ああ、ここが開いたらいいなと
思ったのである
ただ
私がそう思った場所は
屋根がないのが
欠点であった
その後
自宅へ帰って
お昼を準備していた際に
夫のところに
別の管理会社から連絡があり
自宅から徒歩5分のところに
なんと
バイクを停められる場所が
空いたと連絡が入ったのである
私はこの時
ああこれが
直感と脳科学の関連性かもしれないと
身体で理解したような
気がした
何事も
諦めるのは
簡単だが
やはり諦めないことは
本当に大事なのだと
宇宙が私に
合図したように
感じた出来事でもあった
最近は
私は自分の今のプライオリティのことを
考えないようにしてきていたのだが
そうではないでしょう?と
誰かにドラム缶を
落とされたような気がした
La Carrière -Mariko