美しい、ということ

歩いている姿を見て
美しいと思う人は
世の中に
そんなに多くは
存在しない

それには多くの理由がある

歩くというのが
ただの行為
もしくは
移動の手段となっているからである

歩いている自分こそが
自己表現である
自己主張であると
思っている人はほとんどいない

美しさというのは
本来は、人それぞれが
持つものであると思う

体形や顔立ちが同じ人など
ほとんどいない
だから
個性を大事にしながら
美しさを出すということを
意識したいと思うのである

ハイヒールで歩いている時は
少なくとも
美しい私であることを
誇りにできるような
自分でありたいと思う

La Carrière -Mariko