他人に合わせないで生きること

他人と足並みを合わせること
日本では
小学校から
いや、もしかすると
幼稚園から

集団生活で
そのようなことを学ぶ機会が多い

私はこの教え方に
疑問をずっと感じていた
息苦しさを
ずっと感じていたのは事実である

中学校から私学へ進学できることになり
ようやく
人と合わせることから
脱することができた

個性を重視すると有名であった
中学校へ
進学することができたのだ

親にしてみたら
高いお金を払うという
覚悟もあったであろう
大変な苦労をかけたと思っている

けれど
人生最初で最大の
素晴らしい決断だったと思うのが
地元の公立中学ではなく
私立の学校へ進学したことだろう

おかげで
私は自分の個性を大事にしながら
この年になるまで
生きることができている

日本で自分を持って生きることは
相当難しいことである

何か一つとっても
人と合わせることを
強要する文化がある

自分は自分

そう思えるような軸を
子どもの頃から
持てない子は
この先
生き抜けないのではないかと思う

人と比べて生きる
人に合わせて生きる

それよりも大事なのは
自分らしく生きることだと
この年になって
改めて痛感する

自分の軸を持つのは
身体だけではなく
精神的な強さのためでも、ある

La Carrière -Mariko