歩くことの大切さ

子どもが最初に
立ち上がって歩き出す風景を
感動しない親は、いない

人にとって
歩くということは
それほどまでに
意味深い行為である

しかし
歩くことが
当たり前になると
その一歩の重みを
忘れてしまいがちになる

登山やトレッキングの
長い長い道ですら
一歩一歩の
積み重ねでしか、ない

人は歩くということを通じて
自分の人生そのものを
学んでいるのだろう

一歩を踏み出さねば
世界は変わらない
そして
歩みを止めてしまうと
その先の風景が
変わることがない

それもまた
事実である

だからこそ
歩くことには
大いなる意味がある

ハイヒールで歩く時
その意味はさらに変化を遂げる

ピンヒールで
山歩きをするなど
考えるものではない

ではハイヒールを身に付ける時は
どのような時なのだろうか
普通の人なら
レセプションやパーティのような社交の場や
自分自身をアピールする時
という答えが
思いつくのではないだろうか

そうなのだ
ハイヒールとは
社交にしても
自己アピールにしても
自分自身を表現する手段なのである

だから日常から
ハイヒールを身に付ける人は
自己表現の一つが
靴であることを知っていることになる
歩くことそのものが
自己表現であるということを、である

歩くことの大切さを
是非一度
考えてみて頂けたらと
思うのである

La Carrière -Mariko