面白くてユニークな人

これまで関わったことがない
領域でも
少し
仕事が増えてきた

そういう場所で
初めて出会う人たちに
いつも
決まって言われることがある

それは
Marikoさんは
本当に面白くて、ユニークな人
ということである

当の本人は
いたって真面目に
いかに今の仕事のダメなところを変えていくか
仕事を楽しくするか
なんてことを
言っているつもりなのだが

なんでも
歯に衣着せず
思ったことを
はっきり言うことから

そのように言われるのである

これには実は自覚もある

なぜ人はみな
思っていることを伝えないのかと
幼少のころから疑問に思っていた

誰かが傷つくから
その場の雰囲気を壊したくないからと
言う答えが
一般的な回答だと思う

相手の気持ちを考えろ
だから
言わない方が良いこともある、と

けれど
本当は実は思っていることがあるのに
言わないことほど
失礼なことはないと
感じて生きてきた

思っていることと違うことを口にしたり
隠すことは
その場は良いのかもしれないが
結局お互いのためにならない

想いや気持ちをはっきり言わずに
隠しておくということは
実は、思っていることと表面的な行動が
一致しないことになる

そして
日本人の多くが
和を大事にするという大義名分のもと
そうして生きているのだと
私は考えている

結果、私がいつも
想っていることや、考えていることを
さらりと伝えると
皆から、面白くてユニークな人と言われ
時には、キツイ人だと思われるというのが
当たり前となっている

それが良いと言い切るつもりはないが

実は、美学の世界でも同じで
見かけの美しさしかない人と
本当に人生を美しく生きると決めている人との
違いでもある

自分自身が美しくありたいと思う想いを
外へ出してこそ初めて
美しさが輝くのだと
ハイヒールを通じて
私は学んだ

だから今なら
声を大にして言えると思う

もっと自分の気持ちや想い
考えを人に伝えるということを
意識してみると
仕事の仕方が変わっていくのだ
ということを

La Carrière -Mariko