突然のお誘いから

後輩から突然声を掛けられて
急遽
仕事帰りにご飯へ行くことになった

昔はこんなことも
よくあったが
最近はめっきり減っていた

約束もせずに
ただ偶然
帰り道が一緒になったからというので
食事に行くというのは
割と自然なことであったが

今はCOVIDの影響が
あるにしても

一般的に
減ってきているのだと
耳にする

確かに私も
久しぶりの経験であった

後輩の話を聞きながら
今の私のいる組織が
会社が
いかに
仕事をおろそかにする人たちで
たくさんになっているのかを
思い知らされた

この危機感は何であろう

私の中で
本当に
こんなところで
留まっていてはダメだと
何かが警笛を鳴らすのが
聞こえた

私は自分の自己評価が
大変に低いと
何度か書いてはいるが
どうもそのせいで

大胆な行動や
アクションが取れなくなっているようにも、思う

ハイヒールを通じて得た
自信のようなもの
それは私という存在が
この世に在っても良い、という
自信だったかもしれないが

だからと言って
今を超えるような
何かを成し遂げられる
自信がないのである

そんな自信のない自分ではあるが
こうして細々とでも
ブログを通じて
自分を表現することができていることが
かろうじての
日常の糧のようにも感じている

少しだけ

迷う時期があっても
それはそれで
良しとしなければ

けれど
心は何年も前から
知っていたような気がする

次の居場所を
見つけ出しなさい、と

後輩の悩み事相談は
衝撃的な出来事の塊であった
それから逃げるつもりもなく
むしろ助けようという
気持ちはあり

慕ってくれている若い人たちを
援助していこうと
今の仕事上は
決心したのだが

はるか遠くと思っていた
私の中の小さな野望を
現実にしていくための
プロセスに
取り組むことも大事なのだなと
感じた夜であった

人の悩み事を聞きながら
自分の自分の悩みに気が付くとは

不思議な心境でもあるなと
痛感するのであった

La Carrière -Mariko