ワークアウトも立派な口実

会社によって
ルールが異なると聞くが
私の勤める会社では
テレワークの際に
PCの画面から勤務開始と終了を
申告する

テレワークの際に限っては
途中の中断というものが許され
退席をして
病院へ行くだとか
子どもの送り迎えをするだとか
個人の私用をこなすことが
可能になる

日本の社会と会社は
本当に厳しいと思う

何がというと
監視の視線である

個人の私用で
席を外すことが
制度上、堂々と
認められるようになったというのに

子どもが
とか
介護が、とか
通院が

そういった理由以外で
席を外した人を見たことが、ない

ワークアウトをすること
つまりエクササイズや
ジム通いのために
時間を作ることなども
立派な私用であるにも関わらず、だ

これからの未来は
運動することが
処方箋になると言われているほど
身体をいかに動かすか
使っていくのかの
重要さが分かってきている

それなのに
こうした理由を
堂々と言って
退席できない風景を
寂しく思う

欧米では一流のビジネスパーソンは
隙間時間に
ワークアウトを取り入れている

早朝のランニングが
全ての人に向いているとは思わないが
隙間時間での
エクササイズやレッスンは
全ての人に開かれた
チャンスであるとも、言える

そして周囲の人たちが
あまりにも
そうした時間の使い方が
できない様子を横目に

私は密かに
そういう時間の使い方を
Enjoyすることにした

時間を制するということは
自分の人生を
いかに豊かに
自由にしていくのか
ということである

テレワークを
思う存分活用できるような
働き方をするかどうか

それを決めるのは
自分自身である

La Carrière -Mariko