幸運なことに
九州から戻ってくるフライトを
1本早めることができた
それでも自宅に着いたのは
夜22時前と
かなり遅い時間であった
自宅に帰ると
夫が部屋を掃除してくれており
お風呂がもうすぐわくのだと
出迎えてくれた
こういう時
この人と共に暮らすということは
こういう優しさの
恩恵に授かることでもあるのだなと
思い知らされる
私も逆の立場であったら
同じように彼を迎え入れたと思う
生活を共にするということは
お互いのこうした
小さな
持ちつもたれつで
成り立っているのだなと感じるのである
去年の今頃は
月の半分は家を空けていたが
たった2泊3日の出張でも
自宅に着くとぐったりである
いかに自分が身体を酷使してきていたのか
改めて感じさせられる
お風呂に入り
眠気と共にベッドに入ったが
身体とは裏腹に
頭が冴えており
睡眠は浅かった
そして翌朝
私は鍼灸院で
もう少し睡眠に気を遣った方がいいね
睡眠不足で肌が荒れ始める兆候だよ
と声を掛けられたのである
愛想のない鍼灸師なのだが
こうした細かいことに
はっと気が付くところは
プロフェッショナルである
出張していたので
睡眠の質が落ちているかもしれないと
告げると
サプリに頼るのも良いと
アドバイスをくれた
やはり第三者の目というのは
ごまかしがきかないのだと
痛感した
ハイヒールで歩く時も同じである
緊張感がなくなるのである
でもこれは
街行く人が
アドバイスしてくれるわけではなく
自分で自分をチェックするしか
ないのである
睡眠不足はやはり
全ての大敵なのであった
朝が冷えるようになり
次第に起きるのが
辛くなりつつある
今日この頃だが
朝のストレッチのためにも
十分に睡眠に気を配ろうと
考えるのであった
La Carrière -Mariko